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東北療護センター

全国で4箇所にある療護センターは、交通事故により重い後遺障害を負った被害者に対して適切な治療と看護を行う施設です。 自動車事故対策機構=NASVA(ナスバ) が運営しています。
交通事故の関係者以外には馴染みのない施設だけに、不安に思う方も多いと思います。このページでは仙台市にある東北療護センターについてご紹介します。

東北療護センター

東北療護センターの概要は? 

東北療護センターは全国にある療護センターにひとつで、1989年に設立されました。病床数は50床になり、24時間完全介護体制で重度の意識障害を負った交通事故被害者のかたの治療と看護を行っています。

運営委託一般財団法人 広南会 広南病院 
業務開始平成元年7月
ベッド数50床
入院できる方の条件自動車事故により脳損傷を生じ、重度の意識障害が継続する状態にあり、治療及び常時の介護を必要とする方になります。

原則として下記の項目に該当する方
①自力移動が不可能である。
②自力摂食が不可能である。
③し尿失禁状態である。
④眼球はかろうじて物を追うこともあるが、認識はできない。
⑤声を出しても、意味のある発語はまったく不可能である。
⑥目を開け、手を握れというような簡単な命令にはかろうじて応ずることもあるが、それ以上の意思の疎通は不可能である。
入院期間最長で3年
所在地宮城県仙台市太白区長町南4-20-6
電話番号022-247-1171
行き方地下鉄
●仙台市営地下鉄南北線「長町南駅」から徒歩12分
仙台市営地下鉄南北線「富沢駅」から徒歩10分

バス
●長町ループバス(ながまちくん)「広南病院前」下車
面会時間14:00~17:00(2名以内)
ホームページhttp://www.touhoku-ryougo.com/

東北療護センターの特徴は?

病棟はすべての患者に目が行き届きやすいようにワンフロアを採用。病室の仕切りを最小限にすることで、患者を注意深く観察しています。
ベッドは季節の移り変わりが感じられるようにブラインド付きの大きな窓の近くに配置。日光浴や散歩が楽しめるサニーテラスや季節に応じた花が楽しめる緑地も設けています。
施設内では介護ケアや音楽運動療法、リハビリなどを通じて、意識障害レベルの改善、運動機能の改善に力を入れています。

三次元運動解析装置で運動機能レベルを評価

東北療護センターでは、運動機能の改善を確実に評価するために三次元運動解析装置を導入しています。この機械により、患者の動作範囲や運動機能レベルを科学的に評価することが可能になりました。

リハビリにはロボットスーツを導入

東北療護センターのリハビリテーション部門ではロボットスーツ(HAL)を導入しています。この機器は従来のリハビリテーションでは難しかった運動機能を効果的に高めるトレーニングが可能になると言われています。

東北療護センターに入院すると費用はどれくらい?

完全介護で設備も整った療護センターに入院した場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
ケースによって異なるため一概には言えませんが、アズール法律事務所の経験からいうと、月に100万円ほどの費用が必要になるようです。
ただし、この入院費用については健康保険や高額療養費制度が使えるため、実際の負担はかなり抑えられます。
また、患者が未成年の場合には自治体からの補助制度などもありますので、自治体に確認することをおすすめします。 

東北療護センターに入院できるのは?

療護センターの設置・運営をしている機関は自動車事故対策機構=NASVA(ナスバ)です。交通事故の被害者に対する介護は家族にとって大きな負担です。家族の介護疲れが社会問題化し、国の方針で療護センターの設置が決定されました。そのため、重度な後遺障害を負っても交通事故以外のケースでは療護センターには入院できません。
長期入院には「自動車事故により脳挫傷が生じ、重度の意識障害や神経精神障害が継続する状態にある。治療および常時介護が必要である」という前提があります。前提をクリアした上で重症度が一定の基準以上であることが必要です。

東北療護センターへの入院手続きは? 

東北療護センターに入院する際には「重度意識障害者診断書」や「自動車事故証明書」などの必要書類を揃えて同センターに申し込み手続きを行います。
その後、訪問調査や入院審査を経て、入院要件に該当するとの判断をもらいます。そして病床に空きがあれば入院できます。入院要件に該当しても病床に空きがなければ順番待ちになる可能性もあります。

療護センターは全国に4箇所ありますが、原則として申し込みは1箇所の療護センターにしかできないようです。そこで入院要件に該当しないと判断された場合や順番待ちになった場合は他の療護センターに入院することも難しいでしょう。そのため申し込み手続きを行う際には慎重な判断が必要です。

アズール法律事務所ではこれまでに多数の交通事故被害者の方をサポートしてきた経験から、各療護施設の状況や申込書類の書き方、各種の補助制度などについても知見があります。
たいへんな状況にある被害者の方やご家族の負担を少しでも減らせればと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。


【ご注意】本ページの内容は、執筆時点で有効な情報に基づき、アズール法律事務所が一般の方向けにわかりすく書き下ろしたものです。具体的な入院条件・手続き等については各施設のホームページで確認してください。

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